5年ぶりの開催コロナの影響も心配ではあったが、世の中は以前の賑わいが戻って来た様だ。 何人かの知人に「今度いつやるんだ」と言われ続け、本人もその気になり、頃合いかなと深く考える事もせず決めてしまった。 「墨画でできる事を何で油彩画で?」「この画不気味だよ」と家人にも言われる。それは分かっ...
西洋、東洋油彩画は洋画ともいい、日本画は、、日本画。油彩画が日本に入って来た際に便宜上区別されたのだけど、今日ではその違いは甚だ曖昧で日本画の存続さえ心配されているのが実情。 ただ水墨画は特別で、材料、技法のみならず本質的な違いもあって、そこが興味深い所でもあります。...
再起動40年前画を描き始めた頃の事、描いた画を観てもらったら師は「これはとっときなさい」。 雨に煙って空気に溶け込んだような奈良の寺の遠望。その画はもうないが随分と余計なことして来たのかも知れない、始めの場所に戻って来たような。...
展覧会これも以前師に訊ねたことです。 展覧会(個展)は何の為に開くのかと。 師曰く「人間性に向かって開くんですよ」 売るため、認知度を上げるため、或いは人目に晒すことによって画境も 深まる。また創作活動の集中力も高まる(これは人に依るかも)ことが期待されます。...